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何年も前に作ったWordPressのサイトを、今もそのまま使っている方へ。
記事の更新はいつものWordPressのまま、公開サイトからWordPressを狙う攻撃の入口を取り除く「静的化」という方法があるのをご存じですか。書き方も操作も変えずに、改ざんや乗っ取りの心配の種を公開サイトから切り離します。
ひとつでも当てはまれば、見直しの時期です
WordPressは、作った後の手入れを前提にした仕組みです。手入れが止まったサイトほど、狙われやすくなります。
- 作った制作会社と連絡がつかない、保守の契約が切れている
- WordPress本体やプラグインを、何年も更新していない
- 管理画面のログインページを、誰でも開ける状態になっている
- 見覚えのないユーザーやページ、不審なメールの通知がある
- ページの表示が遅い、アクセスが集まると表示されなくなる
WordPressで起きている事故
WordPressは広く使われている分、攻撃の標的にもなりやすい仕組みです。プラグインやテーマの脆弱性は毎月のように公表され、更新が追いつかないサイトから被害に遭っています。
サイトの改ざん
ページが書き換えられ、見覚えのない広告や不正なリンクが埋め込まれます。検索結果に怪しいページが表示され、信用を損ないます。
不正なサイトへの転送
訪問者が、詐欺サイトやウイルスを配るサイトへ自動で飛ばされます。気づくのは、お客様からの連絡だったということも少なくありません。
管理画面の乗っ取り
ログイン画面への総当たりや、脆弱性を突いた侵入で管理者の権限を奪われ、サイトを思いのままに操作されます。
情報の漏えい・踏み台
問い合わせフォームの内容や会員の情報が抜き取られたり、サーバーが迷惑メールの送信や他社への攻撃に使われたりします。
原因の多くは、更新されていないプラグインやテーマ、推測されやすいパスワード、公開サーバーに置かれたままの管理画面です。静的化は、これらを公開サイトから切り離します。
同じ仕組みで、10サイトを運用しています
静的なサイトを配信網(CDN)から自動で公開する仕組みを、当社は自社と取引先のサイトで日常的に運用しています。設計から構築、公開後の保守まで、社内のエンジニアが担当します。
仕組み
管理用のWordPressは、関係者しか入れない場所に置きます。公開用のサイトは、書き出したHTMLを配信網(CDN)から届けます。当社では、同じ「静的なサイトを配信網から自動で公開する」仕組みで10サイトを運用しています(Web制作・運用の実績)。
変わること
WordPressそのものの使い勝手は変えずに、公開の仕組みだけを変えます。
攻撃を受ける入口が減る
WordPressを狙う攻撃の多くは、公開サーバー上のプラグインの脆弱性やログイン画面を入口にしています。公開側にはHTMLしか置かないため、これらの入口が公開サイトからなくなります。
表示が速く、アクセス集中に強い
ページをその都度組み立てる処理がなくなり、近くの配信拠点から届けます。取材や広告でアクセスが集中しても落ちにくくなります。
更新の手順は変わらない
記事の作成・編集・公開は、今までどおり管理画面で行えます。担当者が新しい操作を覚える必要はありません。
進め方と目安
いきなり作り替えることはしません。まず今のサイトを調べ、移せるもの・置き換えるものを整理してから、お見積りをお出しします。
今のサイトを調べる
URLをいただき、WordPressの版、使っているプラグインと機能、フォームなどの動きのある部分を確認します。
範囲とお見積りを出す
そのまま書き出せる部分と、別の仕組みに置き換える部分を分け、移行の範囲と費用をご提示します。
移行・構築
編集用のWordPressと公開サイトを分けて構築します。目安は1〜2か月です。
公開後の保守(任意)
編集用WordPressの更新や、書き出しの仕組みの見守りをお引き受けします。
よくあるご質問
向き不向きがある仕組みです。ご相談の際に、今のサイトが合うかを確認します。
費用は、作業の前にわかりますか
はい。今のサイトを調べたうえで、範囲とお見積りを先にご提示し、ご納得いただいてから着手します。
更新のやり方は変わりますか
変わりません。記事の作成・編集・公開は、今までどおり管理画面で行えます。公開サイトへの反映には、書き出しのため数十秒から数分かかります。
お問い合わせフォームや検索は使えますか
訪問者ごとに内容が変わる機能(フォーム、サイト内検索、会員機能、ネットショップなど)は、外部のサービスや別の仕組みに置き換えて使えるようにします。
静的化すれば、WordPressの更新は不要ですか
編集用のWordPress本体とプラグインの更新は、引き続き必要です。ただし編集用のWordPressは公開サイトから切り離されるため、更新が遅れても、WordPressの脆弱性を公開サイト経由で突かれる危険は大きく下がります。保守としてお引き受けすることもできます。